英作文の参考書おすすめ15選｜大学生・社会人にも人気の参考書を紹介！

英語の勉強には長文や文法などいろいろなジャンルがありますが、自分で文章を作る英作文が苦手な人はかなり多いはず。英作文は高校や大学の入試ではもちろん、社会人が英語を勉強する時にも必要な英語学習の大切な分野です。

英作文を効果的に習得するためには、自分に合う参考書を使って解き方のコツをつかむのが大切。英作文のコツさえつかんでしまえば、幅広い問題に対応できるようになるので、難関大学の英作文問題も怖くありません。

今回の記事では、英作文の参考書を選ぶ時のポイントとおすすめの英作文の参考書を厳選して紹介します。ぜひ参考にして、自分に合いそうな英作文の参考書を探してみてください。

序列作文とは、バラバラになっている単語を正しい順番に並べて英文を作る並び替え問題。序列作文は早稲田大学をはじめとした難関大学でも多く出題される配点が高い問題なので、しっかり押さえておきたい英作文です。

序列作文の参考書を使うと英文法の理解をより深められるので、英文法の復習をしたい人にも向いています。

和文英訳は日本語文を英文に訳す問題で、入試で最も多く出題される英作文問題です。序列作文のように単語のヒントがないので、自分の文法力や単語力が試されます。

和文英訳を解くためには、求められている文法や語法が何かを見抜く力が必要です。英文法や単語を暗記するだけではなく、英文に活かせる応用力が求められます。

自由英作文は時事や環境問題など、与えられたテーマに沿って自由に英文を作る問題です。高校入試で多く出題され、大学入試では国公立の2次や早慶などの難関大学で出題されます。

テーマに関する知識や文章を組み立てる力が必要なので、英語以外のスキルも求められるのが特徴。志望校の出題傾向を理解しておくのが大切です。

英作文の勉強を始めたばかりの人は、英文法も学べる参考書で英作文の基礎作りをするのが大切。全ての英文に文法の説明が詳しく記載されている参考書なら、英作文でよく使われる英文法が一緒に覚えられます。

英文のポイントとなる表現が赤字で記載されている参考書は英文法の勉強がしやすく、暗記用にも使いやすいです。

高校入試の英作文では基本的な文法力が求められるので、基本的な英文法をしっかり覚えておくようにしましょう。覚えた英文法を使って自力で英文を作れるように、できるだけ多くの例文に触れておくのがポイント。

英作文の実践力を身に付けるためには、問題集や過去問を使用して英作文問題をたくさん解いておくのも大切です。

大学受験は勉強する内容が多いので、英作文の勉強は志望校に合わせて的を絞るのがポイント。東大をはじめとした国公立や難関私大では自由英作文が出題されるので、過去問で出題傾向をリサーチしましょう。

大学受験の英作文は英文法の積み重ねがものを言うので、中学生のうちから文法の基礎を作っておくのがとても重要です。

英作文を効率よく勉強するなら、ひとつひとつの例文に対する解説の量が多い参考書を選ぶのがおすすめです。英作文が苦手な人が簡単な英訳しか記載されていない参考書を使うと疑問点が残るので、文法の解説や表現のアドバイスが詳しく記載されている参考書を選びましょう。

受験対策で使われる人気参考書は入試で頻出するポイントの解説が詳しく記載されているため、解説をしっかり理解しておくと英作文の応用力につながります。

高校入試や大学入試の対策で英作文を勉強するなら、例文に入試問題を使用している参考書を選ぶのがおすすめ。入試問題を活用している参考書や問題集を使えば、入試問題を体感しながら勉強できるので実践力が身に付きます。

例文に学校名と年度が記載されている参考書なら、学校別に英作文の難易度が分かりやすいです。過去問集は解説が詳しく記載されていないので、学習用ではなく出題傾向の研究や予行演習で使うようにしましょう。

英文を書くだけでは覚えられない人におすすめなのが、音声ダウンロードやCDがついている参考書。目だけではなく耳からも英文を入れるようにすると、脳にしっかりインプットされて効率よく覚えられます。

音声を聞きながら英語の勉強をするとリスニングや発音の練習にもなるので、社会人の勉強にも向いています。英語音声を追いかけるように復唱するシャドーイングの練習もできるため、実用的な英語を身に付けたい時にも便利です。

英作文をじっくり勉強したい人におすすめなのが、Z-KAIの「英作文のトレーニング」。解説のボリュームが多く講義形式で分かりやすく記載されているので、英作文が苦手な人でも勉強しやすいです。

受験生の解答例を添削する形で解説しているのが特徴的で、英作文を解くコツや間違えやすいポイントを押さえられます。

桐原書店の英作文の参考書は、1冊を通してステップアップしながら勉強できるのが特徴。最初に基礎作りをしてから問題で演習する構成の参考書が多いので、英作文の力がしっかり身に付きます。

例題に実際の入試問題を多く使用しているのも魅力。基礎から難関大対策まで参考書が揃っているので、レベルに合わせて選べます。

講談社の英作文といえば、人気ドラマ「ドラゴン桜」のモデルにもなった竹岡広信さんの「ドラゴンイングリッシュ」。英作文に必要なポイントが100文に凝縮されているので、時間がない人でも使いやすいです。

英作文の参考書の中では例文が少ないですが、英作文の基礎がしっかり身に付いたと多くの人に評価されています。

受験生はもちろん社会人の英語学習にもおすすめなのが「DUO」シリーズです。現代英語で大切な単語1600語と熟語1000語が560本の英文に凝縮されているので、英作文の勉強だけではなく単語と熟語の暗記にも使えます。

持ち運びしやすいサイズで場所を選ばず勉強しやすい内容なので、電車の移動時におすすめです。

駿台文庫の英作文の参考書は、見開きで右と左に日本語文と英文が分かれているタイプが多いです。日本語文と英文が見開きで分かれていると英文を隠しやすいので、自分の力をチェックしたい時にも便利に使えます。

駿台文庫は例文も解説も見やすい参考書が多いため、机で勉強した後は電車の中やカフェでも復習しやすいです。

英作文が苦手な人は、英文法や単語を覚えていない場合が多いです。英文法は英語の土台になる要素なので、英文法が理解できていないと英作文も長文問題も解けません。

反対に英文法をしっかり理解していれば、英作文はすぐに習得できます。英作文をなかなか習得できない場合は、英文法の参考書で基礎を見直してみましょう。

英作文の参考書で基礎を身に付けたら、問題集でたくさん実践をするのが大切。知識があっても実践経験がなければ入試で問題は解けません。

正解が分からない自由英作文の問題は、定期的に学校や塾の先生に添削してもらいましょう。自由英作文は論理的な文章を書く必要があるため、客観的にチェックしてもらうのが必須です。

自由英作文をマスターするためには、英語の文章の構造を理解しておくのが大切です。英語の文章は日本の起承転結とは少し異なり、「結論」から始まって「理由」「まとめ」の順番で構成します。

自由英作文で分かりやすい文章を書くためには、まずは日本語で「結論」「理由」「まとめ」の構成の文章を書く練習をしましょう。

英作文は入試でライバルに差をつけるための大切なポイント。最初から難しい参考書に手を出すのではなく、英文法の基礎作りができる参考書から始めるのがコツです。今回の選び方を参考にして、自分が勉強しやすい英作文の参考書を手に入れましょう。