【2023年版】秘書検定参考書のおすすめ人気ランキング15選｜2級のテキストも

秘書といえば、知識が豊かで、周囲への心配りや配慮に長けている女性のイメージが強いものです。いわば女性の憧れの職業の一つです。しかし秘書検定の資格をとるのはかなり難しそうだと思っている方も多いです。

実は秘書検定は男女問わず勉強して決して損はない、誰もが取れる資格で1級・準1級・2級・3級にわかれています。秘書検定の勉強を通して、社会人に必要なマナーや常識を身につけられる、就活する方にとっても大変有利な検定なのです。

そこで今回は「秘書検定本」の選び方やおすすめの参考書・問題集をランキング形式で紹介します。ランキングはレベル・内容・特徴・クオリティ・使いやすさを基準に選びました。また、上手な参考書の活用法・独学できる通信テキストについても紹介しています。ぜひ参考にしてください。

それではビジネスマナー検定と秘書検定とはどのような違いがあるのかについて説明します。一見同じような内容に思えますが、ハッキリと違うのは関わってくる対象です。ビジネス検定は仕事上におけるすべての人を対象とした内容となっています。

それに比べて秘書検定は、関わってくる対象がある程度特定されてきます。たとえば、社長秘書なら社長が関わるすべての人が対象ともいえます。役職の方や対外的にも地位のある方との接触が多いです。

それに伴いより経済に関する専門的な知識が必要なのに加え、そうした方々へ接するときのマナーであったり、ちょっとした配慮や心使いができる能力も求められてくるわけです。そうした面がビジネス検定と秘書検定との違いといえましょう。

秘書検定は何級から履歴書に書いていいのか疑問に思っている方はいませんか？秘書検定は3級から記入可能です。しかし一般的に就職に有利と言われているのは2級以上。

また準1級以上であれば合格率も低くなり取得している人が少ないので、秘書検定の有無を重視する企業を受ける際はより有利だと言えます。

秘書検定にチャレンジするのに最もポピュラーなレベルが「2級」。実をいうと2級の問題出題範囲は秘書検定3級レベルとそんなに大きく違わないのですが、3級に比べ、秘書としての瞬間的な対応・判断力が求められるレベルです。

知識だけでなく適応力が必要なのが2級以上のレベルで、社会における実践能力にも繋がるところから就職活動する際にも大変有利です。

秘書検定に興味がある方やとりあえず手はじめにと思われている方、また秘書よりも一般的なマナーについて学びたい方には、秘書検定3級の参考書がおすすめです。3級は実践力が問われる2級とは違って基本的な知識の理解力が問われます。

しかし、参考書を読み内容が把握できれば意外と合格できるレベルなので、興味のある方はぜひチャレンジしてみましょう。

秘書検定2級の合格率が60％程度なのに比べて、秘書検定準1級レベルともなると、その合格率はグンと下がり30％～40％と言われています。またこの秘書検定準1級は実務経験の少ない学生に比べて、社会人の方が有利です。

その理由は何といっても、適応力です。実際に秘書業務で予想外の事態が起きても、その場面に応じた適切な対応がしっかりとできるレベルといえます。中でも準1級の試験で最も適応力が問われるのが面接です。独学が不安ならセミナーを受けるのも一案です。

準1級以上は、今以上にスキルアップを目指したい方、本気で秘書になりたい方におすすめのレベルです。

秘書検定は1級以外なら、同じ日に2つの級を受験できます。たとえば、3級と2級、2級と準1級の併願が可能です。併願のメリットは、出題される内容が似ていることです。3級は初歩的な知識を、2級は3級より少しステップアップした知識を学びます。

よって、就活がせまっていて短期間で資格取得を目指す人も、併願することで効率よく学べるのでおすすめです。併願する際の注意点としては、同じタイミングで申し込みをしないと、同じ会場で受験できなくなることです。

秘書検定の各級の合格率は以下の通りです。

傾向としては、級が上がるごとに合格率が低下しており、求められる技能も高度になってゆきます。大学生は2級を取得しておけば、就活に有利なほか、社会人で自信のある方は1級にチャレンジするのもおすすめです。

続いて秘書検定参考書の「内容」で選ぶ方法をご紹介します。ここでは「理論編」「実技編」について解説します。

秘書検定を受けるために必要な学習の構成として「理論編」と「実技編」があります。わかりやすくいえば、理論編は秘書になるために必要な知識・用語等です。この理論編はどちらかといえば暗記が中心ですが、繰り返し暗記すれば覚えられます。

一方で秘書検定を受けるために学ぶ「実技編」は、文字通り秘書になるための実践に役立つ情報を学習します。その場に応じた正しい敬語の使い方や会議の準備・秘書としてすべき行為やしてはいけない区分などの見極めなど実際の行動を学びます。

秘書検定の参考書は解説の「クオリティ」や「質」も大切です。中でも解説の情報量が充分に収録されているかどうかも重要なポイントといえます。せっかく参考書を購入して繰り返し学習しても合格するのに充分な解説量がなければ学習効率が悪くなるのです。

質のいい、そして効率のいい学習効果を得るためにも充分な解説量の見極めが大切です。

いくら解説量が多くても、解説の質が悪ければ学習効率も下がります。良質な学習効果を得たいのなら、解説の質すなわち「丁寧」でかつ「わかりやすい」言葉を多く使っている参考書をおすすめします。

以上のような解説のクオリティの高い参考書であれば、繰り返し学習すれば、高い効果を得られます。

特にチェックしておきたいのが「基本」です。秘書検定に必要な基本がしっかりと書かれている参考書なら、とても効率のいい学びができます。さらに参考書を繰り返し読むことで、自然と秘書に必要なマナーや知識が身につきます。

秘書検定の3級・2級から準1級や1級の高いレベルを目指したいとお考えの方なら、なおのこと基本をしっかりと学んでおきたいです。基本が理解できていれば上級レベルの内容も理解が早いです。

秘書検定の参考書にはいわゆる過去問が収録されているタイプ（赤本）のものがあります。過去に出題された問題を繰り返し解くことで、実力は自ずとついてくるものです。中には答え部分が取り外しができ、非常に使いやすく工夫されているものもあります。

秘書検定の参考書を選ぶ際にイラストの多いものを選ぶのもおすすめです。文字ばかりの参考書だと理解しがたい内容でも、イラストで説明されているとスッと頭の中に入っていくことはよくあります。

またイラストが描かれていると、学習のモチベーションが維持しやすいというメリットも得られます。参考書を選ぶ際には、ぜひこうしたところも視野に入れて選んでみてください。

イラストと同様に、カラーが豊富に使ってある参考書も学習のモチベーションが下がりにくく勉強がはかどります。特にどのページにも色刷りがされている「フルカラー」タイプの参考書なら大事なポイントもわかりやすく整理工夫されています。

フルカラーの参考書は、そもそも初心者向けに作られていることが多いです。初心者の方は、内容がわかりやすく見やすいかを重視して、参考書を選びましょう。

秘書検定の参考書選びの際に知っておきたいのが、出版社・著書などの信頼性の高さです。秘書検定を開催している団体が出している参考書などは、特に信頼性が高いので参考書選びに迷ってしまったら、そうし信頼性のある出版社の参考書を選ぶといいです。

Amazon・楽天・ヤフーサイトでも信頼性に関する情報を得れます。少しでも合格に近ずきたいならこうした信頼性も要チェックです。

秘書検定の参考書を選ぶのに、非常に役に立つのが「口コミ」や「レビュー」です。実際に購入してどうだったのか、いい面やよくなかった面などがよくわかります。さらに口コミでは、この参考書とこの参考書を組合せるといいなどのアドバイスも得られます。

それらの口コミをもとに、それぞれの参考書の特徴をよく知ったうえで自分に適した参考書を選ぶのも合格への近道です。

秘書検定を参考書で学習する際に非常に大切なポイントなのですが、同じテキストを使い続けることが肝心です。学習の果が上がらないからとその都度参考書を変えてしまう方がいますが、その学習法は逆効果です。

どの参考書も一定の理解力が深められるように考慮して構成されているのですが、当然ながらそれぞれの参考書によってその構成は違います。秘書検定を受けるために必要な基本は変わらないのですが、アプローチの仕方が参考書によって異なるのです。

ですから理解しにくいからと途中で参考書を変えてしまうと、かえって整理がつきにくく理解しにくくなる恐れがあるのです。効率よく学ぶには同じ参考書を使い続けるのがおすすめです。

どのような参考書でもそうですが、秘書検定の参考書も然りで、何度も何度も繰り返し読み込むことが合格への近道です。一通り読んだから、今度は違う参考書に手をつけるのではなく、同じテキストを2度3度、それ以上に何度も繰り返し読んでください。

そうすることで自然と秘書に必要な知識や実践すべきことが定着していきます。また一度読んだつもりでも、理解できなかったポイントも2度3度読むうちに得心できたということもあります。検定まで何度も読み込み、身に備えることが大切です。

たとえ古くても過去問にはチャレンジしておくべきです。過去に出題された問題は、必ず秘書になる為の基本問題が問われています。参考書で基本を何度も復習し定着させ、そのうえで過去問にチャレンジしていくと自分の理解度を知れます。

過去問と同様、実問題集だけを収録した参考書もおすすめです。先述したようにまず秘書に必要な基本を繰り返し読み込んで身に備え、実問題を何度も繰り返し解くことで、理解できていなかった箇所の理解力も深まり合格に近づけます。

「独学は不安」な方もいますよね。ユーキャンでは、わずか4ヵ月で合格できるスケジュール計画から、添削・質問サービスが充実した講座が開講されています。

ユーキャンでは、1級・2級・準1級の講座が開講されており、洗練されたテキスト教材で、月々2,980円から受講可能です。

ここでは気になる秘書検定の日程を紹介します。受験を検討している方は、必見です。

• 2023年6月18日（日）：受付期間は2023年4月6日（木）5月16日（火）
• 2023年11月12日（日）：受付期間は2023年9月4日（月）～10月10日（火）
• 2024年2月11日（日）：2023年12月4日（月）～2024年1月16日（火）※2級・3級のみ

今回は秘書検定の参考書をランキング形式でご紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。秘書検定の参考書といってもいろんなタイプの参考書がありました。ぜひ今回の記事を参考に自分にピッタリの参考書を見つけてみてください。