益田ミリの小説おすすめ10選｜選び方もご紹介

読んでいるとつい「わかる！」と思える共感性の高さと、気持ちが和むほんわかしたイラストで心が癒される益田ミリ作品。イラストレーターや漫画家、エッセイストとしての顔も合わせ持つ益田ミリのおすすめ作品が知りたい方もいるのではないでしょうか。

益田ミリの作品は、日々の疲れた心を癒してくれるエッセイが豊富なので、疲れているときでも気楽に読める一冊を探している方におすすめです。また、小説も手がけており、エッセイのくすっと笑える世界観とは少し違った作品が楽しめます。

ここでは、そんな益田ミリのお気に入り小説を選ぶポイントやおすすめの小説を紹介します。読者の共感を集める作品が揃っているので、映像化された作品も豊富。益田ミリの作品が気になる方はぜひチェックしてください。

益田ミリは、1969年生まれの大阪府出身です。エッセイや漫画を多く手がけていますが、いくつか小説も出版しています。デザイナーからイラストレーターになり、その後漫画家デビュー。多方面で活躍しています。

2006年に発表した4コマ漫画『すーちゃん』で一躍注目を集め、その後シリーズ化されるほど高い人気を誇っています。大人の女性がつい共感する鋭い観点と、ついページを読み進めてしまうほんわかするイラストが特徴です。

益田ミリの長編小説『一度だけ』は、独身姉妹の日常や心情を描いており、せつなさを感じつつ、人生はそう簡単にうまくいかない、とどこか腑に落ちる作品です。

ありふれた日常を切り取りつつも、ユーモアを感じる描写もあり、益田ミリのエッセイとは違う世界観を堪能したい方におすすめです。

益田ミリの書き下ろしエッセイ『永遠のおでかけ』は、誰もが一度は経験する大切な人との別れが描かれています。本作を読むと、家族や大切な人ともっと連絡を取ったり、たくさん話したりしようと思えるはずです。

また、忙しい日々を少し立ち止まってゆっくり読める作品を探している方にもおすすめ。つい飾っていたくなる可愛らしい表紙にも注目です。

『47都道府県女ひとりで行ってみよう』は、益田ミリが全国を一人旅し、旅先でのさまざまな経験を描いたエッセイ。旅に関する作品なので、室内で過ごしているときにサラッと読みたい方におすすめです。

本作では、益田ミリが感じた旅先での本音が綴られたり、各章で実際に使った金額が記されているので、一緒に旅をしている感覚になったり、行きたい場所が見つかったりするかもしれません。

『タイムトラベル世界あちこち旅日記』は、益田ミリの旅に関するエッセイが好きな方向けです。本作は、益田ミリが1987年～2019年の間に海外旅行したときの思い出や心情を回想しており、長期間に及ぶ旅行の内容が記されているので、懐かしい気持ちやタイムスリップした感覚を覚えます。

また、イラストや写真も紹介されているので、海外が好きな方や旅行気分に浸りたい方にもおすすめです。つい一緒に旅をした気分になり、行きたい国が見つかる夢にあふれた一冊です。

『小さいわたし』は、子供の頃の懐かしさを思い起こさせてくれる一冊。益田ミリの幼少時代の出来事や負の感情などを子供目線で切り取っているので、つい「そうだった！」と思えるエピソードが詰め込まれています。

子どもの頃の忘れていた感情を思い出させてくれるので、自身の懐かしい気持ちに浸りたい方にもおすすめです。

益田ミリのエッセイとは異なる世界観や、短編集が気になる方は『五年前の忘れ物』をチェックしましょう。各章によって、読み終わったときの感情が異なるのが特徴です。スカッとしたり、切なさを感じたり、一冊でさまざまな感情に浸ってみたい方にすすめられます。

特に、読者から高い評価を集めているのが、母親との切ない会話を切り取った『ニリンソウ』。つい共感し、うるっとくる巻末漫画にも注目です。

益田ミリは、ドラマや映画化された漫画作品も豊富にあるので要チェックです。ドラマ化された『僕の姉ちゃん』では、一緒に暮らす年の離れた姉弟の会話や日常が描かれています。ドラマでは、黒木華と杉野遥亮が姉弟役を演じ、話題になりました。

益田ミリの漫画作品も、幅広い年代の共感を得る内容ばかりなので、気になる方はチェックしてください。

スマホやタブレットでいつでも手軽に読みたいなら、益田ミリの電子書籍化された作品に注目しましょう。『14歳からの宇宙論』の中では、益田ミリの『138億年の向こうへ』の描きおろし漫画が収録されています。

また、10代の性に関する妄想や憧れを描いた『せいのめざめ』もあります。昔の自分を思い出し、思わず赤面する方もいるかもしれません。

益田ミリは、大人の女性を中心に幅広い年代から支持と共感を集めているので、日々の生活に疲れを感じている方や悩みを抱えている方にそっと寄り添う作品が豊富にあります。気持ちが落ち着く一冊を見つけて、読書の時間を楽しんでください。

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