櫛木理宇の小説おすすめ10選｜ホラー・ミステリー好き必読！口コミもご紹介

ホラー小説が好きな方は、櫛木理宇の小説がおすすめです。櫛木理宇はホラー作品をきっかけにデビューした作家で、ホラー以外にもさまざまジャンルを通して作品を生み出しています。また、メディアミックスも行われている人気作もあり、ファンから評価が高いです。

櫛木理宇の作品はジャンルだけでなく、短編から長編まで幅広い形式で作品を生み出しているのも魅力です。そのため、自身の読書スタイルに合わせて好みの書籍も探しやすいです。

この記事では櫛木理宇の人となりを紹介するだけでなく、新刊も含めたおすすめ小説や選び方を紹介しています。参考にしながら、好みの本を見つけてください。

ホラーやミステリーを中心に作品を生み出している櫛木理宇は、どういった人となりなのかを紹介します。本選びの参考にしてください。

櫛木理宇は、新潟出身の作家です。作家としてデビューする以前は、アパレルや建設会社などさまざま業界で働いていました。デビュー作である「ホーンテッド・キャンパス」は雪国を舞台にしており、その描写は作者の出身地を彷彿とさせます。また、その他の作品においても地方を舞台とした題材が多く見受けられるのも特徴です。

櫛木理宇は、第19回日本ホラー小説大賞の読者賞を獲得したのがきっかけで作家としてデビューしています。インタビューによると38歳の誕生日に自身の人生を振り返って、一念発起して執筆を始めました。

デビュー作となった『ホーンテッド・キャンパス』は純粋なホラーではなく、キャラクター性を意識した構成を意識しており、作品からもその魅力を感じ取れます。

メディアミックスも行われる人気作を生み出している櫛木理宇ですが、その小説には他の作品には見られない特徴があります。その特徴を紹介していますので、参考にしてください。

櫛木理宇はホラー小説をはじめ、恐怖心を引き立ててくれるストーリー構成を得意としています。心霊現象を取り上げた作品は、ホラー映画さながらの恐怖シーンの描写が魅力です。

また、そのほかにも櫛木理宇の作品は人間の心の闇を題材にした作品も多く見られます。リアリティの高い設定も相まって、さまざま恐怖を楽しませてくれるのもファンから評価が高いです。

櫛木理宇の小説は、地方を舞台にした作品が多く見られます。なかでも田舎を題材にしているストーリーが多く、閉鎖的な空間やローカルルールなど都会では見られない要素を盛り込みながら、おどろおどろしい雰囲気を作り上げています。

田舎ならではの特別な雰囲気を際立たせてくれる描写は、リアリティを感じさせてくれるだけでなく、その世界観に引き込まれてしまう点も評価が高いです。

櫛木理宇の小説は、形式・ジャンルに分けると探しやすいです。それぞれ選び方を解説しているので、参考にしながら好みの本を見つけてください。

形式で探す場合は、短編と長編に分けて探してください。櫛木理宇の小説はさまざま形式で執筆されており、それぞれ異なる魅力を持ちます。それぞれどういった違いがあるか解説していくので、参考にしてください。

サクサク読書を進めたい方は、短編から選んでください。櫛木理宇は『小説すばる』など小説雑誌に作品を寄稿する頻度が高い作家で、短編の作品数は他の作家よりも多めです。また、短編は文庫化している作品が多く、サイズ的にも持ち運びしやすいので通勤や通学の移動時間にも読みやすいです。

短編には第25回小説すばる新人賞を受賞した『赤と白』など代表作品もあるので、櫛木理宇がどのような作風なのか知りたい方にもおすすめです。

じっくり時間を掛けて本を読みたい方は、長編がおすすめです。 櫛木理宇のデビュー作となる『ホーンテッド・キャンパス』や『ドリームダスト・モンスターズ』などがあり、巻数も多めなのでたくさん本を読みたい方に向いています。連載中の作品もあるので、リアルタイムでシリーズものを追いかけられるのも魅力です。

本選びに困ったら、好みのジャンルから選ぶ方法もあります。櫛木理宇の作品は主に青春・ホラー・ミステリーを中心に作品を執筆している傾向が見られます。それぞれの魅力を紹介していくので、参考にしてください。

ライトに櫛木理宇の世界観を楽しみたい方は、青春小説がおすすめです。『ホーンテッド・キャンパス』をはじめ、作品のなかには学生をメインキャラクターにした作品も多くあります。

キャラクターそれぞれに個性があるだけでなく、学生生活で巻き起こる青春や恋愛要素も楽しめるのも評価が高い点として挙げられます。また、ホラー要素やミステリー要素も控えめで、怖い話や難しいミステリーが苦手な方も読みやすいジャンルです。

怖い話が好きな方は、ホラー小説から選んでください。櫛木理宇の描くホラー作品は、『ホーンテッド・キャンパス』のように心霊現象を題材にした王道ストーリーは評価が高いです。

また『残酷依存症』のように人の心に潜む闇の部分をメインにしている作品もあり、舞台設定やストーリーなど、さまざま題材と切り口で恐怖を描いているのが特徴です。

予想できない展開を楽しみたい方は、ミステリー小説がおすすめです。2022年5月に発売された新刊『氷の致死量』などをはじめ、教師や刑事などさまざまな主人公が事件の謎を解いていきます。

設定や展開は王道なので入り込みやすいものの、文章からはホラー作品をのようなおどろおどろしい雰囲気を感じさせてくれる点が、他のミステリー小説には真似できない魅力です。

櫛木理宇の小説を読むなら、メディアミックスも併せて楽しむのがおすすめです。デビュー作の『ホーンテッド・キャンパス』や『死刑にいたる病』などを始め、ファンからも人気が高い作品の映画やドラマが制作されています。小説とはまた違った雰囲気で作品を楽しめるのが魅力です。

櫛木理宇の小説は、怖い話が好きな方に好まれる作品が多いです。その怖さはホラーの枠に留まらず、人間の怖さなどあらゆる題材を通して描いているのが魅力です。また、メディアミックスもされている作品もあるのであらゆる媒介を通して櫛木理宇の世界を楽しんでください。こちらもあわせてご覧ください。