泡坂妻夫の小説おすすめ8選|『しあわせの書』のヨギガンジーシリーズや口コミも紹介

この記事では、推理作家の泡坂妻夫の小説の、おすすめ8選を紹介します。泡坂は家業が紋章上絵師で、自身は奇術家でもある特異な作家です。膨大な知識が裏付ける伏線やトリックは読者を楽しませます。ヨギガンジーシリーズ『しあわせの書』を含めていくつか作品の解説もしています。

2023/08/10 更新

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いろいろな口コミで、騙される本と書いてあったので、かなり警戒して見破ってやろうと意気込んで読みました。 それで完全に騙された?ので、すごい本だと思います。

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"はじめに、袋とじ製本のまま、この本をお読み下さい。短編小説を読むことができます。次に、各ページを切り開いて、長編ミステリーをお楽しみください。元の短編小説は消失してしまいます。"(中略)ミステリーマニアのコレクションとしては勿論、推理小説好きな友達へのプレゼントにもオススメ。あと紙の本の無限の可能性を実感したい誰かにも良いかと。

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ユーモラスにしてトリッキー、奇怪な好奇心と遊び心に満ちた連作短編集です。(中略)全部面白いけど、個人的に「掌上の黄金仮面」は尋常じゃないなぁ。。理屈じゃないフィーリングで、ただただ素直に純粋に愉しんでみて!

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(前略)探偵役である亜愛一郎はもちろんですが、事件の謎の方もとても魅力的な作品です。(中略)もう20年以上も前の作品なのですが、初めて読んだ時、そんなに昔の作品であった事に驚かされました。(後略)

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落語の名人が語る噺の旨味と、トリッキーな仕掛けの妙が味わえるミステリー短編集です。 (中略)今まで読んだ国内ミステリー短編のなかでも、私の中では三本の指に入る名品。未読の方には、ぜひ一度ご賞味くださいとお薦めいたします。

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難解な犯人、凝りに凝ったプロット。推理小説界には珍しい達者な文章。これを読まずして日本の推理小説は語れない。丁寧な伏線が素晴らしい良作。(後略)

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「しあわせの書」に続き泡坂氏の作品2作目読了。 描写が細やかでかつ読みやすいのは「泡坂マジック」といったところです。 序盤少しダレるような気がしますが、伏線もちゃんと回収してくれます。 何より短い作中作が傑作ばかり! 奇術の世界にどっぷり浸かれます。 総じて安心して読めました。

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芝木好子さんの文章が艶を感じて大好きなのですが、泡坂さんの文章も艶やかです。 京都と江戸では気風が違いますが江戸っ子の気っ風のよさ、いいですね。 着物好きさんに読んでほしい小説です。

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